小規模の急性期病院ではありますが、専門領域を限定する事により、高いレベルの急性医療を提供することで地域医療に貢献して参りたいと考えています。
まず、消化器領域の内視鏡治療、ロボット手術、腹腔鏡手術を中心とした低侵襲手術を実施するために、小規模病院としては本邦で初めて手術用ロボットda Vinci Xiを導入し、2021年1月より内視鏡ロボット手術センターを開設しました。
センター長には、国内で有数の手術執刀数を誇る院長補佐が就任し、腹部に大きな傷を作ることなく、大腸がんの手術を実施しています。
肛門に近い場所にできた直腸がんに対しても、可能な限り人工肛門を避ける術式を選択する事で90%以上の患者で肛門を温存する事が出来ています。
大腸がんの手術数は、近年では北摂でトップを争う年間手術数を達成しています。
消化器内視鏡の分野では、最新の機器を導入し、患者さんの負担を出来るだけ軽減する検査を目指しています。
また、がんと診断されても早期のがんであれば、上部消化管、下部消化管ともに内視鏡治療行い、内視鏡治療だけでがんの完治を期待できる時代になってきています。